ピル服用に際する血栓症のリスクについて

低用量ピルは、避妊効果が期待できる経口避妊薬のことです。避妊目的と、避妊以外の目的で服用する大きく分けて二つの目的で服用されます。世界中では、1億人以上の人が服用しています。日本でも、ここ近年になり、普及しはじめました。
ピルには、ピルは、エストロゲンとプロゲステノーゲンという2種類のホルモンが含まれています。排卵を抑制することにより、偽妊娠状態にして、避妊の効果を高めます。
指示通りに服用することで、効果が100パーセント近くの期待ができますし、逆に飲み忘れが生じると効果が期待できません。
避妊以外では、月経困難症や月経不順、ホルモンバランスの崩れによりニキビ、卵巣のう腫の減少、子宮体がんのリスクの低下などの効果が期待できます。
しかし、低用量ピルには、副作用の心配が欠かせません。低用量ピルを服用することによる血栓症のリスクは、低用量ピルを服用していない女性のリスクよりも高いとされています。血栓症を起こしやすいタイプの方は、長年の喫煙年数と本数、閉経前などの高年齢、肥満の方は、リスクがあがるので、服用の際は、十分な注意が必要です。40歳以上の方、35歳以上で1日15本以上の喫煙者は、服用が禁止されています。
又、もとから、高血圧や血栓症の家族歴、肝障害や心疾患などを持っている方も、服用には注意が必要です。
低用量ピルを服用する際、血栓症の疑いが無いかなどの検査を事前に行います。服用前の結果と、持続服用時の定期検査を見比べて、変化が無いかなど、調べる必要があります。
低用量ピルは、医療機関での処方となるので、服用を希望される方は、医師としっかりと相談したうえで、処方してもらうことが重要です。